| 教育大講演会に300名参加! |
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去る7月2日、「国への誇りと道徳教育の回復するために」と題して、藤岡信勝氏(東京大学教授・新しい歴史教科書をつくる会理事)と川上源太郎氏(秀明大学教授・日本教育会議常任委員)をお招きし、大阪市中央区民センターに於いて「教育大講演会」が開催された。本会が主催し、産経新聞社が後援したもので、約300名の参加者が熱心に聴きいった。また、横倉簾幸・府議会議長や辻昭二郎・大阪市会議員も参加した。 当日は、各関係団体が軒並み行事が予定されている中で、本会の会員をはじめ、一般の方々が多く参加し、教科書、道徳といった教育問題への関心の高さを改めて実感するものとなった。 最初に藤岡氏は「歴史教科書の実態」と題して講演を行った。氏は小学校の歴史教科書の近代史の記述内容について、具体的に写真を用いて、いかに嘘を教えているかを説明されるとともに、東南アジアへ視察に出かけた先々で大東亜戦争が東南アジアの独立にどんなに貢献したか、いまだに日本へのあこがれの感情をもっていることを紹介された。 また、最近、台湾で小学生対象の教科書の「認識台湾」では日本の統治時代の潅漑施設やインフラの整備に努めた日本人のことも記述されていること、パラオ共和国の国旗が日本の国旗を模して作られたことなどを紹介され、東南アジアの日本への熱いまなざしを学び直すことによって、かつての日本人の遺産を見直すことができると結び、現在の教科書が外国の利益に即した記述であるが故に、正しい歴史教科書をつくることを決意し、現在文部省に申請しているところであると結んだ。 続いて川上氏は、日本の教育には生命力がなくなってしまっており、死者と共に生きているという自覚をもつこと、また、長年のイギリスでの階級の研究に関わる中で、イギリスは細かい階級、文化の序列がある中で、宗教者、軍人、教育者はそれを超越していることを紹介され、日本の場合はとくに軍人、教育者へ価値をあまり置いていない現状は、名誉の分配を忘れてしまった結果であると指摘された。そして教育とは文化の継承であると規定し、美しい母国語ほ蔑ろにした結果、美意識がなくなり、道徳が崩れてきたと話され、言葉の規律がなくなったために、考えるというチャンスが失われ、すべての欲望が退化したこと、そして教育とはよい何者かを育てるためにほどこされるものであるが、そのような権威と責任が教育が失っている現状を、国語教育からはじめていきたい、と結ばれた。 藤岡氏による正しい歴史教育の訴え、川上氏による正しい国語教育の訴えと、荒廃した教育を立て直していく処方箋を提示され、参加者にとって今後の取り組みへの具体案が示されたようで、大変盛り上がった講演会の内容となった。 |