第1回憲法シンポジウム アンケート集計結果

去る5月3日に開催された第1回憲法シンポジウムでのアンケート結果は以下の通りとなっている。今後の憲法運動の展望に当たって大いに参考になると思い、ここに掲載した。

1、集計数 49名(会員 19名、非会員 30名)

・非常によかった→27名
・よかった→13名
・まあまあだった→2名
・無記入→8名

2、シンポジウムの感想について

・肝心の自民党議員が低調だった
・成立の歴史を明確にすることが絶対に必要
・憲法を主に自衛権、自衛兵力保有の明確化の観点から論じることは大手マスコミがやってい る。
・テーマがしぼられておらず、話が深まらなかった。
・私でも感想を持った。
・憲法というだけで難しく思っていたが、わかりやすく聞けた。
・直接、政治家の話が聞けた。
・改憲、論憲自体を「目的」としてしまう話もあり、手段としての改憲、その後の展開が余りにも少ない。
・憲法誕生のことが今まで知らなかったので、よく理解できた。
・見識ある先生方のご意見を聞けて大変良かった。日本とは何か、ということを考えさせられた。
・先生方の熱い日本に対する思いが伝わってきて非常によかった。

3、シンポジウムの議論のテーマについて

  憲法前文について

・「諸国民の…」という前提条件が間違っている
・前文は偽善。東京裁判史観をより所としている
・現代に適合するように改正すべし。
・アメリカ修正憲法の前文がそうであるように国民の権利と義務を規定した「だけ」(極端にいえば)という視点に欠けている。国家の基本法にすぎない憲法に「国際協調」は必要でないことを喝破してほしかった。
・日本国の誇り、日本国民の誇り、人間の生命の保持の明示。
・日本語と認められない。
・立憲君主国家であることをはっきりと記載すること。
・世界に誇れる憲法にしていく。

  憲法9条と国際社会について

・自衛権、集団的自衛権を明確にしなければ国家は成立しない
・国防上の問題が大きいので、早急に改正するべく
・庁を省にすべし。
・交戦権の規定が必要。

  国家教育権のあり方について

・教科書は国定化すべし
・日教組の改革が急務。
・地方に全権渡すべき。
・宗教、倫理、道徳に基づく利他愛精神の確立が必要。
・教育委員会制度の廃止。教育に携わる者の教育。教育大学の廃止。
・特に宗教教育が大事であると思う。特定の宗教を教えるのではなく、宗教の大切さとともに宗教の恐ろしさを教えるべきである。

  憲法三原則について

・今日の荒廃は戦後民主主義教育の残滓→教育勅語の原点に戻るべき
・三原則が問題なのではなく、三原則至上主義が問題
・一見、誰にも反対できない抽象的な話。→国体明徴化が必要。
・基本的には賛成。
・意識かないので答えようがない。

  その他、現憲法の問題について

・天皇の「元首」としての地位が不明瞭。
・私学助成は憲法違反。
・実質、無効な法は国会の過半数でもって破棄すべし。→自民党はもっと主張すべき。
・今までタブーにされてきたものを一切明らかにするべきだと先生方の意見に賛成。

4、憲法運動において今後取り組むべきテーマについて

・人間教育
・「義務」、「国防」、「日本文化を守る」を加えるべき
・どのような手順で改正するべきか、また改正し続けていくかを論ずべき。
・5年間でなく出来る限り改正されたい。
・総理大臣の靖国神社参拝の実施。
・教育問題
・憲法改正もそれを目指す運動も、それ自体を「目的」としてはならない。改正後のビジョンと具体策を述べ、新しい国家像を示さない限りは、国民大多数のどっちつかず、無関心の人々の心を動かすことはできない。
・例えば9条改正については、ROE(交戦規定)など、改正後の政策、立法こそ肝要
・日本人の精神教育をおり込んでほしい。
・日本の伝統、文化を反映させる議論(第1条)を中心とすることが重要。
・改憲に当たっては哲学者、文学者、歴史学者など幅広い人々を加えて頂きたい。
・マスコミの反省
・国民の運動を具体的に示し協力を求める。
・教育基本法についてより議論を。
・教育基本法批判と相互に関連して盛り上げるのが第一段階。廃棄論が意外に多かったが、性急な議論は感情論で暴走すへきではない。
・読売新聞案に賛成。
・全ての根本に大東亜戦争に対する見方が横たわっている。
・前野 徹著「歴史の真実」経済界社刊→近現代を知る絶好の書
・日本の歴史をしっかりと勉強していない人達によって憲法議論をしても空しい。
・若者にどう理解してもらえるか、日本をどうしたら愛してもらえるかをしていかないと、この運動に関心をもってもらえないと思う。
・環境問題、青少年教育